カメの「マーチ」イタリアに飛ぶ 〜ミシシッピニオイガメをイタリアに連れて行く方法〜

ミシシッピニオイガメをイタリアに連れて行った際の、手続きなどをまとめたブログです

3.ようやく一時帰国

一時帰国

母親から悲報が届かないかと、毎日ビクビクしながら過ごしましたが、幸いその知らせが届くことがないまま帰国することができました。
帰国して、荷物の片付けもしないまま実家に向かい「マーチ」を引き取りに行きました。
仮の水槽にいる「マーチ」は元気が無く、ちょっとした音にもビクビクする神経過敏な状態のようでした。
それでも、ちゃんと動いているので、しっかりケアしてやれば大丈夫じゃないか、そんな風にも思いました。

自宅の水槽に戻してやると、初めは少し戸惑っていたものの、しばらくすると元気そうに泳ぎだし、夢で見たのと同じ感じように、餌もちゃんと食べました!ホントにすぐに食べたんです!

 

健康状態

3ヶ月も食べていなかったので、あまり一度に餌を与えすぎても良くないだろうと、初めは少しずつやりました。
心配したよりずっと元気そうで、何事もなかったように泳いだり餌をねだったりしています。見た目、痩せたかなと感じる程度で、出発前と変わらない感でした。(体重は15グラムほど減っていました)

カメってすごいな。
冬眠するような気温なら3ヶ月の絶食とかもあるかもしれませんが、ヒーターも入れていましたし、3月~6月だったので冬眠とは違うはずです。
3ヶ月の絶食で元気なのは、思っている以上にタフな生き物(種類)のでしょうか。それとも、それまで餌をやりすぎて肥満気味だったのが幸いしたのでしょうか。あるいは、なんとなく危険を感じて春~夏なのに冬眠モードに切り替えることができたのか・・。

 

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でも、まだ安心はできません。
3ヶ月も消化器官が働いていなかったはずです。糞が正常に出るまでしっかり観察してやる必要がありそうです。
そして、帰国後1週間ほどで、立派なウンチが水槽に沈んでいるのを見つけました。糞の状態も健康な時と同じ感じのものです。よし、これで大丈夫!