カメの「マーチ」イタリアに飛ぶ 〜ミシシッピニオイガメをイタリアに連れて行く方法〜

ミシシッピニオイガメをイタリアに連れて行った際の、手続きなどをまとめたブログです

こっそりオーディオ - 02

エンクロージャー P-800E パッシブラジエーター方式 改造計画

FostexのフルレンジユニットP800KをPeerlessのP830987に換装した後に、余ったP800Kをパッシブラジエターとして再利用する計画です。

 

まずは、どこにパッシブラジエーターを設置するか。案としては大きく3通りあります。

 

1.バッフル面の下部

2.裏面 または 底(正面のバスレフポートは何かで蓋をする)

3.側面(正面のバスレフポートは何かで蓋をする)

 

それぞれのメリットデメリットを自分なりに考えました。

 

1.バッフル面の下部

メリット:

  • パッシブラジエーターの効果がストレートに体感できる
  • 設置時の問題が起こりにくい
  • 何といってもかっこいい!(笑)

デメリット:

  • 失敗した時に取り返しがつかない(音質面でも、見た目的にも)

 

2.裏面 または 底

メリット:

  • 裏面の場合、低音増強効果が少なかった時に後ろの壁を利用できる
  • 底面の場合も、インシュレーターなどで高さを調整すれば面白いかもしれない
  • 失敗しても、すぐにバスレフタイプに戻すことができる(パッシブラジエーターの開口部を塞ぎ、バスレフポートの蓋を外すだけでなんとかなる)
  • パッシブラジエーターとバスレフポートが共存した時にどんな音が出るか試すことができる

デメリット:

  • せっかく締まりの良い低音を効かせてくれるはずのパッシブラジエーターの長所がなくなる可能性
  • バスレフポートを塞ぐ蓋がカッコ悪くなるのではないか

 

3.側面

 メリット:

  • パッシブラジエーターとバスレフポートが共存した時にどんな音が出るか試すことができる

 デメリット:

  • フルレンジの長所である「定位の良さ」が損なわれるのではないか
  • 失敗しても、すぐにバスレフタイプに戻すことができるが、とんでもなく不恰好になるのではないか
  • そもそもバッフル面に付けられないような大きなパッシブラジエーターではないので

結論

せっかくやるのだから、パッシブラジエーターの音がしっかり聴けてしかもカッコいい、バッフル面に設置することにしました。失敗しても安いエンクロージャーなので、買い直せばいいやくらいの感覚で行くことにしました。

 

作業-1 まずは穴を開ける 

メインのP830987に干渉しないよう位置決めして穴を開けます。

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 ドリルで開けた穴をつないでくり抜きました。P-800Eにはバスレフポートの少し上にバッフル面強化(?)の補強材がありますが、この作業で取ってしまいました。

ここまでくるともう後戻りはできません・・・。

でも、念のため、外したバスレフポートは捨ててません。(セコっ)

開口部をヤスリで削って、P800Kが入るまで少しづつ広げます。

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ちょっと試聴

片方だけ作業した状態で、両方に軽くユニットを取り付けて聞き比べてみました。

パッキングなどを付けなかったせいか、パッシブラジエーター型は、メインユニットの背面から出てくる中域がパッシブラジエーターからもいっぱい出て来て、かなりなラジオな音(汗)。

低音の量もバスレフにぼろ負け。

大丈夫か!?

 

次回、作業工程-2と調整です(調整の話がメインですが)